民俗芸能ゼミ(串田 紀代美先生)
学生によるゼミ紹介
- 民俗学や民俗芸能だけでなく、社会文化系の幅広い分野の中から好きなテーマを決定し、一つの視点から研究対象を分析し考察します。資料を集め、内容を理解した上で、自身の考えを言葉にし、口頭発表や卒業論文にまとめます。
- テーマは、家族の民俗と年中行事、アイヌ文化の語り方、ウズベキスタンの伝統刺繍「スザニ」、民俗宗教とアニミズムのほか、YouTuber、聖地巡礼、K-POPのカバーダンス、アイドルとファン文化、推しと「祭壇」、主題歌にみる役割語など、学生の数だけ存在します。アート、音楽、映画、ダンス、ミュージカル、アニメ、マンガ、ゲーム、ファッションなど、ジャンルを超えて広く学べます。
- 「好き」を突き詰めることができるのは、このゼミだけです。好きなことをひたすら追求し学びを深めることで、自分自身の成長が感じられます。和気藹々とした雰囲気でのゼミ仲間との交流が、新たなジャンルとの出会いや分析の視点を与えてくれます。
- ジャンルが多岐にわたり、学生の主体性が重視される、自由度の高い授業が魅力です。学術論文を楽に読むスキルや、卒業論文の書き方が楽しく学べます。
教員によるゼミ紹介
「民俗学」は、普通の人々の日常の生活を対象とする学問です。そのため、学生のみなさんの興味を尊重します。卒業論文では、学生のみなさんが学びたいテーマを主体的に選び、多くの参考文献を読み、必要があればインタビューやアンケート調査を行い、自分の考えを言語化してまとめます。興味のあるテーマをすでに持っている方、疑問に感じたことを自ら調べる行動力のある方、知的好奇心が旺盛で新たな知識を得るために努力する方を歓迎します。