環境デザイン研究室(槙 究 教授)
研究室およびゼミの紹介
専門のひとつは環境心理学。インタビュー、行動観察、評定実験などの手法を使って、人間と環境の関わりを明らかにしていくというのが、基本的なスタンス。もうひとつは、色彩を中心とした視環境。「槙の色彩調和論」を作るのが目標です。よりよい建築環境を造ることに役立つデータ?考え方を、どんどん出していきたい。みなさん、いっしょに考えてみませんか。
3年次のゼミ...前期は各自が興味を持つことを調べて紹介したり、内藤ゼミ?橘ゼミと合同で人工大理石を用いた製品や茶室のコンペを実施しました。夏休みには、毎年、建物を見るために、日本全国に出没しています。ゼミ合宿...まではできませんでしたが、2022年度は日帰りで鎌倉近辺に出没しました。後期は11月に常磐祭でステンドグラスをテーマにした来場者参加型で作るインスタレーションをし、12月にはクリスマス?イルミネーションを制作。一年中、何らかのプロジェクトで力を発揮しています。楽しんで、頑張る!
<2018?2022年度卒業研究>
夜景の魅力、プロダクトと模様のマッチング、より良いスライドを作れるカラーパレットの提案、ホスピタリティの構造を探る、女性ファッションの配色マップ、売り場から置き場へ~生活に馴染むパッケージデザイン~、昼?夜の看板のあり方~リアルアピアランス画像を使用した評定実験に基づいて~、伝統色の国際比較、繋がる居場所の学び舎(制作)など
学生によるゼミ紹介
環境デザイン研究室では、環境心理学と色彩を中心とした視環境を扱っています。一見、難しい感じがしますが、簡単に言うと生活環境の心理と色彩を楽しく学ぶゼミです!
このゼミの魅力は、3年次の活動を学生が決めるところです。例年行っているのは、美濃和紙を使って照明を制作して「美濃和紙あかりアート展」に出品すること、ゼミ合宿、クリスマスイルミネーションの飾り付けです! 私達の代では、他にも七夕イベントの飾り付けをしたり、文化祭でピタゴラスイッチや日野市の街探検MAPを制作しました。4年次は卒業論文と卒業制作のどちらかを行います。今年度は「花束の色彩調和論」「夜景の魅力」など個々でテーマを決め、論文に向けて評価実験やアンケートを実施して来ました。
とにかく環境デザイン研究室は、やりたいことを考えて活動できる楽しいゼミです!!